アスリートのインターンシップで新しい雇用を創出

夢を追う「精神力」と「勤勉さ」こそアスリート達の強み

“働き方改革”が叫ばれる今、優秀な人材を確保し、社員の長時間労働を避け、事業を維持発展させようとしている企業は非常に多くなっています。しかしその多くの企業を悩ませるのが「新たな人材の確保」の部分。確かに「正社員」という枠組みだけで考えると、優秀な人材を確保するのは他の企業との取り合いになりとても大変!しかし「短時間雇用」という新しい目線を加えると、優秀な人材は世の中に豊富に溢れているのです。

プロのボクサーが「介護事業」の運動指導者に!

川崎新田ボクシングジムに所属している黒田選手は、なんとボクシングの世界戦にも出場した経歴の持ち主。その豊富な知識と経験を生かし、まずはインターンシップとして機能訓練型デイサービス晴 -ハル- にて、利用者様への機能訓練・運動指導などを行っていただきました。トレーニングについてはすでに豊富な知識と経験をお持ちなので、説得力はもちろん、真摯な姿勢で満足度の高い指導だったと企業側からもとても高評価をいただきました。

利用者にアドバイスをする黒田選手

アスリートの現役期間が伸びている今、働きながら活躍する選手が増加。

近年、「フィジカルトレーニング」や「メンタルトレーニング」などトレーニング理論の進歩により、アスリート達の現役期間が伸びてきています。以前はまずは仕事の事など考えずアスリート活動に集中し、20代前半で引退、そこから就職先を探す、というのが一般的でしたが、現在は30歳〜35歳位まで続けられるようになり、その結果アスリート達は現役中にセカンドキャリアを考える時代になりました。様々な業種を経験し、自身のセカンドキャリアをイメージできるインターンシップ制度は、安心して夢を追い続けることが出来る選手にとっては「保険」のようなものです。この制度はアスリート達に安心して夢を追い続けてもらう応援や支援の意味も担っています。

正社員雇用の道や、企業ブランディングの効果も!

厳しい戦場で活躍する第一線のアスリートの持つ専門的な知識や経験に目を向ける事はとても価値ある事ですし、現役中は短時間雇用だとしても引退後に長期雇用への発展する可能性もあります。また、アスリートの雇用をする事は企業のPR・ブランディングにも効果を発揮し、アスリートと企業が共に成長できる新しい働き方の仕組みです。

良い人材がなかなか見つからない…という慢性的な悩みを持つ企業のみなさまは一度、社内業務の切り出しを行い、様々な人材の活用を検討してみることをおすすめいたします。

ATHLETE PROFILE

黒田 雅之(くろだ まさゆき)

1986年7月17日生。ボクサー。東京都稲城市出身。東京都立永山高等学校卒。川崎新田ボクシングジム所属。第34代日本ライトフライ級王者、代56代日本フライ級王者。
このたび「機能訓練型デイサービス晴ーハルー」インターンシップにて介護事業に10時。利用者様の機能訓練・運動指導などを実施。現在は株式会社ソエルテに正社員として雇用。